知の快楽 哲学の森に遊ぶ
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中世のヨーロッパ哲学:西洋哲学史


ヨーロッパの歴史における時代区分としての中世とは、5世紀後半から15世紀半ば頃までをさすというのが一般的である。端緒はゲルマン民族の大移動の副産物としての西ローマ帝国の崩壊であり、その終末はルネサンスを経て近世社会が姿を現す頃とされている。

思想的に中世をとらえると、この時代はキリスト教の支配した時代と言い換えることもできる。南北ではやや様相を異にしているとはいえ、全体的に見て、この時代はカトリック教会の教義が社会のあらゆる部分に決定的な影響力を持った時代であった。したがって思想的にみて重要な動きは、殆どがキリスト教の教義とその周囲におきている。

キリスト教の教義の歴史において、その礎石を築いたとされるアウグスティヌスは4世紀の末から5世紀の初期にかけて生きた人であるが、思想的には中世的世界観の枠組みを作った人とすることが出来る。その後のキリスト教神学を初めとした宗教的な世界観はみな、アウグスティヌスにその淵源を持っているのである。


ここではアウグスティヌスを先駆者として、キリスト教神学の円熟した形としてのスコラ哲学をへて、その発展形としてのドゥンス・スコトゥスやウィリアム・オッカムなど、中世ヨーロッパの思想をリードした人々を取り上げる。


聖アウグスティヌス
アウグスティヌスの時間論
アベラールとスコラ哲学の生成:普遍論争
アッシジのフランチェスコ
トマス・アクィナスとスコラ哲学
ドゥンス・スコトゥス
ウィリアム・オッカム:実在論と唯名論



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