知の快楽 哲学の森に遊ぶ
HOMEブログ本館東京を描く英文学ブレイク詩集仏文学万葉集漢詩プロフィール掲示板




精神病理学


精神疾患へのアプローチには、伝統的に二つの大きな流れがあった。ひとつは、精神疾患の原因を、脳など中枢神経系を中心とした身体の特定の部位の変調に求め、したがって治療方法も薬物投与などの物理的な手段が中心となる。これは、客観的あるいは科学的アプローチといってよい。それに対して、精神疾患の原因を心の変調に求める立場である。これは主観的あるいは心理的アプローチといってよい。20世紀の後半まで、この両者は互いに拮抗しあっていたのだが、近年は科学的アプローチが主流となってきて、心理的アプローチは旗色が悪くなってきたといわれる。

そんななかで、心理的アプローチの有効性にいまだにこだわっている研究者の流れがある。木村敏、中井久夫、R.D.レインらである。ここでは彼らの説を通して、精神疾患の本質について考えてみたい。



木村敏と現象学的精神病理学
人と人との間:木村敏の日本人論
木村敏の共通感覚論
異常の構造:木村敏の精神病理学
自己の自己性:木村敏の自己論
時間と狂気:木村敏の精神病理学

精神病と人類:中井久夫の人間類型論
直線的時間と円環的時間

自己と他者:R.D.レインの反精神医学


HOME内容へ








作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2007-2015
このサイトは、作者のブログ「壺齋閑話」の一部を編集したものである